引っ越しをしていて、置き場所も使い道もないけれど、捨てられないものがいくつかありました。
手作りものは、なかなか捨てられない
本でもなく洋服でもない、何に使うかといえば使い道はないけれど捨てられないもの。そんなものが私にもありました。ずっと、洋間の私の本棚の一番上に置いていたものたちです。
友だちからもらった、手作りのテディベア
高校のときの親友がつくってくれた手づくりのテディベア。その友だちは芸術的なセンスがすごく、絵も音楽も上手。そんな彼女がつくってくれたテディベアは、色あせてしまったけれど、今でも素敵だなあと思います。
このテディベアを見ると、遠いところでがんばっている友人のことを思い出して、私もがんばろうと思えます。
親戚のおばあちゃんからもらった、手作りの人形
じつは、どのおばあちゃんからもらったものか覚えていないのですが、両親の母親ではなく、親戚のどこかのおばあちゃんからもらったもの。
毛糸をほどいてあんだような、とても私にはできない細かい作りです。おばあちゃんの世代は、一度編んだセーターなどを、ほどいてまた別のものに作りかえたとよく聞きました。実際に、母方のおばあちゃんは編み物が上手で、自分で毛糸の靴下や、杖の持ち手カバーを編んでいました。
そんなおばあちゃん世代の丁寧な暮らしを思い出させてくれる人形。顔にしみができていますが、ほっこりするシンプルなデザインも好きで、捨てることができません。
引っ越したら、新居で保管する場所、かざる場所を見つけたいと思います。
思い出があり、元気がでるもの
思い出があって、さらに元気がでるものもなかなか捨てられません。
婚活中にもらったメッセージ付きの小石
こちらは、石にメッセージが書かれたもの。数年前、私が婚活をしていたときに、参加したパーティの主催者の方からいただきました。
この石をみると、「元気」という言葉と可愛らしいおじぞうさんの笑顔にいやされます。そして、まわりがどんどん結婚していく中で、寂しくつらかった独人時代のことを思い出し、家族がいる今に感謝することができる存在です。
子ども時代、教会でもらった「朝の祈り」
私はキリスト教徒ではないのですが、近所に教会があって日曜学校に行っていたころがありました。その頃にいただいた、「朝の祈り」の言葉が書かれたボード。
朝が来るという、なにげない日常に感謝することができる内容です。毎朝読んでいるわけでもないのですが、元気づけてくれるような存在が気に入っています。
手づくりで、思い出があって、そして元気がもらえる。
何に使うというものでもないけれど、こうしたものは何年たっても捨てることができません。たぶん、無理して捨てるものでもないのだと思います。
いま住んでいるところでは、開かずの間の本棚の上に置かれていて、少しかわいそうでした。新居では、それぞれ置き場所、居場所をつくりたいと思っています。
思い出とともにものも大事にしたい。そんな暮らしの参考に。
自己紹介してみました。
►あらためて、ご挨拶と自己紹介。 - Love my life
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4月になりました。エイプリルフールを楽しみたいと思いますが、今日は新居で荷解きをしていると思います^^;新学期、新年度がはじまる季節。皆さまもよい一日をお過ごしくださいね!