春は別れの季節。私も引っ越しを直前に、友だちとのお別れ会が続きました。
別れを名曲とともに味わう
別れはつらく、「また会おうね」という軽い気持ちでいたいと思う反面、卒業関連の曲を聴くと涙ぐんでしまうもの。でも、泣くことは気持ちの整理につながるので、決して我慢することではありません!
そんな、別れと出会いをしっかりと噛みしめられる名曲3選です。主に同世代の30代向けの内容になっています^^
卒業を想い出す名曲 ユーミン『卒業写真』
この曲を聴くと、小中学校や高校の卒業式のことを思い出す方も多いと思います。
歌詞の内容は、変わっていく主人公が変わらない同級生をみかけて、青春を想い出すというもの。「通った道さえ今はもう、電車から見るだけ」など、ああ、私は卒業したんだなあと、現実をリアルに感じさせてくれる、切ないけれど「卒業」という大切な出来事を味わえる名曲です。
さよならは別れの言葉じゃなくて 薬師丸ひろ子『セーラー服と機関銃』
別れがあると、この曲の冒頭がいつも頭の中に流れます。
♪ さよならは別れの言葉じゃなくて、再び逢うまでの遠い約束 ♪
そうそう、さよならは別れじゃなくてまた会いましょうという意味。今はとくに公共交通やSNS、メール等の進歩で、会おうと思えばいつでも会えるし連絡もとれるもの。「さよなら」を言うたび、「またね」と思ってつらさを乗り切りましょう!
ちなみに、この曲がテーマソングだった映画の公開は1981年でした。この頃は、もっと「さよなら」がつらかったんだろうなと思います。そして、なぜか私の場合、この歌詞の続きが『時をかける少女』になってしまう…。なぞ。
►薬師丸ひろ子/歌詞:セーラー服と機関銃/うたまっぷ歌詞無料検索
ありがたき、友だちの存在 キャロル・キング『You've got a friend/君の友達』
大学生の頃、よく歌っていました。内容は、つらいとき、大変なときには私を呼んで、春夏秋冬いつでもかけつかるから、といったもの。実際に、呼ぶまではいかないまでも、相談したり話を聞いてくれる友達がいるのはとても心強いもの。悩みに分けて、何人かの友だちがいると、人生のりきれそうです。
►君の友だち/Carole King - 歌詞検索サービス 歌詞GET
番外編 こどもの成長と別れ 『グローイング アップップ(みいつけた!)』
番外編。小さいお子さんがいる方向け。
3月からNHK子ども番組「みいつけた!」で流れている曲で、作詞を宮藤官九郎さん、作曲を星野源さんが手がけています。歌詞は、ご飯のときに座るイスが、子どもの成長で小さくなりお別れをしなければならないという内容。
「グローイングアップ、アップップ」という、グローイング(成長)とアップップがかけあわされた可愛らしくて耳に残る曲です。
「泣いたら負けだよ、笑ったら勝ちだよ」という歌詞にもグッときます…。そう、別れるときは笑顔でいたい!
►みいつけた! みいつけた!さん - キッズワールド NHK Eテレ こどもポータル
なお、1番ではイスとの別れ、2番では三輪車との別れを歌っています。3月までは1番が、4月からは2番が放送されるようです。
►みいつけたエンディング新曲「グローイングアップップ」が泣けると話題 [ママリ]
以上、個人的な別れと出会いの曲3選+1をご紹介しました。皆さんの心に響く曲があれば嬉しいです。
つらいときも、嬉しいときもいつも聴いていたい曲。