快適な住まいの鍵は3つの要素と環境
引っ越しをしてから、新居を快適にしようと、インテリアについて情報収集をしています。そのうちのひとつは、高名なインテリアデザイナーのテレンス・コンランの著書。
どちらの本も、写真が美しく手元に置いておきたくなりますが、図書館にあるので我慢ガマン…。本の内容も、見た目にひけをとらず実用的で、住まいのインテリア全体の参考になりました。
今日は、2冊借りたうちの一冊『テレンス・コンラン流 インテリアの基本』をご紹介します。
本の冒頭に書かれているのが、「快適な住まいの鍵」は3つの要素と環境ということ。その要素とは、「無駄なく(plain)」「シンプル(simple)」「実用的(useful)」です。
無駄なく(plain)
過度な装飾がない、ありのままの素材、すっきりとしたフォルムのこと。
よく彼の本に書かれているのが、インテリアの素材は、経年劣化で醜くなるものではなく、美しくなっていく天然素材を選ぶということ。たとえば、プラスチックより木、化繊より綿。
シンプル(simple)
使い勝手がよく、自然な喜びを感じさせるという2つの特徴のこと。
たとえば、休暇で出かけたときに感じる喜び、窓から降り注ぐ太陽の光、足で踏んだときに感じるカーペットの感触。
身体で感じる、自然とふれあう喜びなのかなあと思います。
実用的(useful)
真の意味で「機能的」であること。
機能が多すぎる電子機器や電化製品のことではなく、ちょうどよい高さの椅子や、身体を快適に支えてくれるベッドなど。
引っ越しをしたばかりなので、いくつか家電を買っていますが、どの商品も機能が多すぎると感じています。本当に必要な機能はなにか、買い物をするときにしっかり考えたい条件です。
色こそシンプルでありたい
3つの要素以外に、とくに目をひいたのは「真っ白なものだけをそろえたベッドリネンとバスリネンの棚」の写真(P169)。そこには色がまったくなく、すがすがしい聖域のような雰囲気さえただよっています。
リネン以外にも、やはり真っ白な食器が収納されたキッチンの写真が多く掲載されています。ここまで統一されていると、洗練されて美しいです。
以前、引っ越しのため、必要最小限の食器を残して段ボールにつめたという記事をブログに書きました。
►本当に必要なものがわかる引っ越し。食器はこれだけで大丈夫でした。 - Love my life
新居に住み始めてから、また段ボールの中身を戻したのですが、食器の数も色もデザインも多くて、モヤモヤしています。テレンス・コンランの著書を参考に、食器の断捨離をまたしたいと考えているところです。
▼学校では習わないインテリアの基本を学べる良書です!欲しい^^
ブロガーたちの住まいと暮らしをみる。
みんなのお家のインテリアは!?