職場の友人から、お勧めのDVDをお借りしました。
これまで信じていたものを疑う。
舞台は東ベルリン。国家保安省(シュタージ)のヴィースラー大尉が、ある劇作家とその恋人の監視を続けていくうちに、自分が信じていた国家体制に対して疑いをもつようになる、というストーリーです。
冒頭に出てくる、反政府側の人物に対する監視方法を学生に講義している場面から、劇作家のドライマンと恋人クリスタに共感し、協力するまでになるヴィースラー大尉の変化が鮮やかです。政府に忠実な人物が、どのように反政府寄りの一国民に気持が移っていったのかが、丁寧にときには微笑ましいシーンで描かれていました。
最初から最後まで、なにひとつ適当に作られていない作品だと感じます。深く心に残る内容でした。
こちらの作品全体にいきわたる、落ち着いた雰囲気がとても好きです。ドイツ語はわかりませんが、最近自転車に興味があることもあって、自転車大国のドイツに行ってみたいと思う気持ちが大きくなってきました。ドイツ語勉強しようかな・・・。
ちなみに、恋人役の女優さん(マルティナ・ゲデック)が、「マーサの幸せレシピ」のマーサを演じていた方だとわかり、驚きました。映画によって雰囲気が全然違いますね。さすが。あの映画も丁寧で温かい作品でおススメです。
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