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【映画】親は子どもに育てられる ~駄目父と頼もしい娘の野球物語~『がんばれ!ベアーズ ニュー・シーズン』

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映画が苦手な旦那さん(野球は好き)と観るために、『がんばれ!ベアーズ ニュー・シーズン』のDVDを借りてきました。

本編が始まってみると、表紙や題名からは想像もつかない、NGワードの連続!! 特に、SHITが多かった・・・。

借りたのは失敗だったかなーと思いつつも観つづけると、魅力的な子役がどんどん出てきて、最後は借りて良かったと思える一本になりました。

子役の中でも、元メジャーリーガーで現ネズミ駆除業をしている主人公、飲んだくれオヤジの娘役の子が、12歳という設定から考えられないくらい頼もしく、思わずついていきたくなるほど。

 

 

監督であるダメ父のために、ダメ少年野球チームのエースになり、さらに野球の素質がある不良少年のスカウトにまで奔走します。その不良少年とチーム入りを賭けてスケボー対決に行く姿がとっても恰好よかったです。

彼女が、親である主人公に甘えるようなシーンがあるのですが、主人公はダメな自分を卑下して父親役をやる資格はないと拒絶します。

でも、彼女がチームに入団したのは、父が憐れだったから。父に甘えたかったというより、父親のダメさをわかって、憐れんで助けようとしてくれたんですね。


親がダメでも、ある程度の年齢になると、子どもは親の器量を理解して、助けてくれる存在にもなるのだと感じました。映画の最後が、主人公も人間として成長します。それも、子どもたちのおかげ♪


子育て中の私も、子どもを育てているだけでなく、子どもによって育てられているなあと感じることがあります。なので、主人公に共感できました。

他にも、小生意気で頼もしい子どもたちが沢山出てきます。

がんばれ!ベアーズ ニュー・シーズン [DVD]

↑中央に映っているのが主人公の娘。