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【映画『マリリン・モンロー 瞳の中の秘密』】愛し、愛されることを知らなかった女性の人生

 マリリン・モンローのドキュメンタリー映画を観ました。

 

没後約50年、いまでも人々の関心を集める女優、マリリン・モンロー

マリリン・モンローが亡くなったのは、1962年8月5日。いまから53年も前のことですが、関連映画がつくられたりテレビで特集があったりといまだに人々から忘れられない女優の一人です。 

気になり始めたのは、『マリリン・モンロー 七日間の恋』を観たときから。映画では、有名女優と素顔の自分とのギャップに苦しむマリリンが描かれており、本当のマリリン・モンローはどういう女性だったのだろうと気になりました。 

ちょうどそのころ、NHKプレミアムでマリリン・モンローの映画を特集してこともあり、いくつか鑑賞。

▼共演のコメディ俳優二人がまた楽しくて面白くて。今観ても、十分面白い映画だと思います。白黒映画だということを忘れるくらい、カラフルな内容です♪ 

▼ミュージカル仕立ての映画。共演のブルネット美女が姉御肌でかっこいい! 妹分のマリリンを助けて最後はハッピーエンドに。マリリンの踊って歌う姿にみとれます。 

▼パッケージのとおり、地下鉄の通気口の上に立つマリリンの写真で有名になった映画です。(映画では、スカートは浮かび上がりません^^)理想の浮気相手を演じるマリリンですが、典型的な美女にとどまっている映画。 

孤独な生い立ち。努力でつくりだした金髪美女の「マリリン・モンロー」というイメージ。

最後は、睡眠薬の取り過ぎで亡くなってしまったマリリン。直前には二人目の夫との離婚がありました。

タイトルの映画をみて私が感じたのは、愛される経験のなかった少女が愛されたいと思い、努力の結果つくられたのが「マリリン・モンロー」という女優のイメージ。そのイメージと、素顔の自分を上手く切り離すことができなかったからかと思います。 

愛されているのが「マリリン・モンロー」という存在なら、演じ続けなければならない。周りの人々に、素顔の自分は受け入れられなかったのではないでしょうか。最初の夫も、二番目の夫も、愛したのは映画のなかの「マリリン・モンロー」だったのかなと思います。

もし、素顔の自分を受けとめ、愛してくれる人が現れていたら、若くして亡くなることはなかったかもしれません。そう思うと悲しいです。

なお、『紳士は金髪がお好き』で共演したジェーン・ラッセルは、美人女優が売れる寿命は短いと、若いうちに自ら映画界を引退しました。客観的で、クールな考え方だと思います。 

男女様々な俳優が、マリリンとその周りの人々を演じる

タイトルの映画は、マリリン・モンローの日記や、まわりの人々が語った言葉から構成されています。さまざまな俳優がマリリン・モンローの言葉を演じるのも見ごたえがある映画です。 

マリリン・モンローが好きな方、俳優のイメージと素顔のギャップに関心のある方におすすめの映画です。心に残る作品でした。

 

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