人生の棚卸しがしたい。モノをいくら捨ててもモヤモヤする、この暮らしを変えたい。そう思って書いた前回の記事。さっそく「片づけ祭り」をはじめたのでご紹介します。
目次
片づけを始める前に「理想の暮らし」を考える
こんまりこと、近藤麻理恵さんのご著書『人生がときめく片づけの魔法』にそって、「片づけ祭り」を決意した先日。さっそく、具体的に片づけを開始!
まずは、モノを出して、選んで…。とその前に、こんまりさんの「片づけ」には、モノを捨てる前に一度「理想の暮らし」について考える、という大事なステップがあります。
片づけ祭りをした後の、自分の理想の暮らしを具体的に考える。目に浮かぶようにまで想像することで、片づけの進み具合が変わり、リバウンドする可能性も減るそうです。
たしかに、むやみやたらに要らないモノを捨てていると、空間はできますが心がすさみます(汗)。まさに、私も片づけをしながらそのように感じていました。
ノートに私の考える「理想の暮らし」を書き出す
そこで、ノートに思いつく限り、私の考える「理想の暮らし」を書いてみます。
その一部をご紹介すると、
・すべてときめくものしかない。
・風が通る。
・花が一輪でもかざってある。
・朝目がさめたら、目に入るものすべてがお気に入りで、ほこりやカビの臭いがなく、空気はさわやか。
・あたたかみのある、お気に入りのテーブルとカトラリーで食事。お気に入りのものばかりなので、片づけが苦にならない。
・メイクは簡単に。でも、腕時計やピアスは大切な場所に丁寧に置かれていて、見て嬉しい。
・クローゼットの中には、美しくディスプレイされたお気に入りの服が、グラデーションになって収まっている。
・タンスの上をときめく場所にする。そのときのお気に入りを飾り、今に感謝できる場所にする。
・思い出のものたちを、それぞれ飾ったり、すぐ手にとれるところに置きたい。
・朝ブログを書いたら、夫とこどもを見送って、近所の公園でウォーキングかジョギングをしたい。
・家に帰ってきたら、きれいな三和土に靴をそろえぬぎ、軽くブラッシング。お気に入りの写真が飾られた廊下から、マイスペースへ。カバンからすべて出して所定の場所に戻す。お気に入りのマグカップで、ホッと一息。
・音楽を聴きながら、マキタの白いコードレス掃除機で全室掃除。その後、アロマオイルをつけた布でふきそうじ。
など。
ノートに書き出していくと、少しずつ具体的になっていきました。
「理想の暮らし」は、ノートに書く以外にも、パソコンやスマートフォンに書き出す、写真などをつかってボードにアイディアやイメージを貼りつける、といった方法もあります。
他にも、人に話す、ブログに書くでも良いかもしれません。
「なぜ、そんな暮らしがしたいのか」を考える
「理想の暮らし」を考えたら、つぎは「なぜ、そんな暮らしがしたいのか」を考えます。その答えがでたら、さらに「なぜ?」を繰り返し自分に問いかけました。
つきつめると、自分の幸せのため、となるのですが、そこに行きつくまでの考えを深堀りすることが、片づけ祭りを進めるにおいてとても大切。
なににときめくかわからない、どれを残してどれを捨てるかに迷う、というときに、「理想の暮らし」や「なぜ、そんな暮らしをしたいのか」をしっかり考えておくと、大きなヒントになるようです。
私も続けてノートに、「なぜ、そんな暮らしをしたいのか」について、書き出します。
・長く、健康で生きたいから。
・家族と一緒にいられる、限られた時間に感謝をして過ごしたいから。
・私まで命をつないでくれたご先祖様にも感謝をして、幸せな人生を生きたいから。
・すぐ決断できて、すぐ行動できる暮らしをしたいから。
・過去に感謝をして、今を楽しんで、フォーカスして生き、未来をワクワク感とともに生きたいから。
など。
片づけ祭りがしたい理由のひとつに、思い出写真アルバムを完成させたいという気持ちがあります。暮らしが落ち着かないとなかなか取り組めないのですが、片づけ祭りを終わらせて、過去に感謝する暮らしがしたい。
この、過去に感謝したい、家族や親、友人たちに感謝して今を生きたいということも、ノートに書き出してみてわかってきました。
写真など具体的なイメージもあると判断の助けになる
私の場合、「理想の暮らし」の具体的なイメージが薄いように感じました。おそらく、お下がりやいただきものが多い暮らしをしてきたので、自分の好みがはっきりとわかっていないから。
それを補うために、いくつかイメージできやすい本を考えました。
▼色や素材感のセンスが素敵なジョンソン祥子さんのご著書
▼味のある素敵な生活空間。一人暮らしのとき何度も読みました
テレンス・コンラン住まいのデザイン全書 単行本 – 2004/12/20
▼シンプルなのに快適で奥深い、魔法のような家
「理想の暮らし」に、あまり具体的なイメージなわかなかったので、こちらの本たちを参考に「片づけ祭り」をがんばります!
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