怒れる女子会に参加してきました。
体験しなけりゃ語れない! 実際に見た上野さんは、かっこよかった(キラキラ)
友だちから講演会のお誘いをもらったとき、イベント名の「怒れる」という言葉に少し躊躇したのですが、「体験しなけりゃ語れない!」と思って参加。結果、参加してよかった、楽しく学べる会でした。
今回の講師は、上野千鶴子さん。『おひとりさまの老後 (文春文庫) 』などでお名前は知っていたのですが、ご著書はまだ読んだことがなく。どんなお話をされるのかなと、ワクワクしながら会場へ。
会場には、女子だけでなく男子の姿も。老若男女だれでも参加してほしい会っていいですね。なかには、ちっちゃいお子さんたちもいましたよー。
印象に残ったのは、登場のしかたとお話の面白さ。視点のするどさ。
始まりは、「アベ政治を許さない」Tシャツを着て、両手をあげながらの登場。会場からの拍手と喝采に、有名マラソンランナーかアイドルかと思うほど^^ お話も楽しく、難しい内容でもところどころで笑いが起きます。様々なメディアで活躍される方は、ユーモアも効いてます!!
語れる文筆力がないので詳しく書けないのですが(汗)、講演会で学んだのは、「自分には当事者意識が薄かった」ということ。「女女格差」ということば。
「女性が輝く社会」をキモチ悪いと感じる理由は、「女性」を「男性」に置き換えるとわかる。
各政党にアンケートをとった、ジェンダー政策のチャートでは、「女性が輝く社会」と言っている与党が、ジェンダー政策に本腰ではないことがわかったそう。
上野さんのワークショップを聞いた感想が、また格好よい!
講演会の後には参加者全員でワークショップをおこない、模造紙に今日の感想を記入。それを各班で発表します。その発表に対する上野さんの感想がまたするどく、目からウロコでした。
1.変われるのは自分から。
教育に期待するのは、大人に期待していないと同じ。子どもが人と違うことをしようとしたら、「よく考えついたね、やってごらん」といえるように自分から、子どもから変わる。
2.社会的怒りより、個人的怒りの方が強い。
社会的な怒りの方が高尚だと思われがちだけれど、怒りは個人的なもの。目の前にいる人に対して起こるのが怒り。まずは、パートナーを一生かけて変える。そして、自分だけでなく、パートナーを愛すること。
3.メニューを増やす。
デモ、シュプレヒコールにはついていけない人が多い。Abe keeps us busy. Abe makes us angry. アベさんのおかげで怒り、忙しく、勉強できたといった視点。「シールズ」のように、デモは「パレード」に、シュプレヒコールは「ラップ調」で、といったように「怒りを明るく、楽しく、かっこよく(美しく)」あらわすメニューが必要ではないかということ。
シールズ、知りませんでした。スミマセン^^
講演会の帰り際、いっしょにゆるカフェしませんかーと声をかけてくださった方がいました。上野さんのファンだそうで、かわいらしい女子♪ 上野さんの著書でおすすめはと聞いたところ、『おんな嫌い』と『ナショナリズムとジェンダー』の二冊をすすめてくれました。ちかぢか読んでみます!
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