夏の暑さに夏バテぎみ…。
そんなときは、少しでも季節を楽しめるよう夏らしい映画や本を楽しむのがおすすめです。
今日は、そのうちSF小説でもあり、青春ものでもある小説2冊をご紹介します。
異星人の青春と夏と驚きの結末『ハローサマー、グッドバイ 』
舞台は、地球ではないどこかの惑星。
主人公も人間に似ているけれど違う、異星人という設定です。
設定に慣れてしまえば、少年少女の恋愛ものとして読めます。そして、物語が進むにしたがって、そのSF小説としての設定がジワジワと生きてくる…。
ネタバレはしませんが、主人公の成長と恋愛の物語であると同時に、最後でビックリさせられるSF小説です。
夏らしい描写も、いまという季節を感じさせてくれて素敵。
SF小説、青春ものが好きな方におすすめです。
仮想世界の混乱と青春と大家族『サマーウォーズ』
日本のアニメ映画といえばジブリ。
そう思っていたのですが、面白くて心に残っていたアニメ映画『サマーウォーズ』。その映画の小説版があると知り、読んでみました。
タイトルの通り、日本の夏らしさ満開の面白さ。
そして、こちらも実はSF小説であり、青春小説。
ストーリーは、憧れの先輩(女性)に、田舎への帰省についてきてくれないかと頼まれた主人公。
個性的な大家族に圧倒されながら、その数学の才能でインターネット上の仮想世界が大混乱するきっかけをつくってしまい…という内容。
主人公の恋は!?
世界はどうなる?
という2つの点が、『ハローサマー、グッドバイ』と共通。
ただ、『ハローサマー~』はイギリス人作家による1975年の作、『サマーウォーズ』は日本人作家による2009年の作なので、後者の方がかなり読みやすいです。
ネット社会に興味があるなら『サマーウォーズ』、異世界の話に興味があるなら『ハローサマー~』がおすすめ。
まだまだ夏はこれから。夏を楽しむ映画と本を、引き続き楽しみたいです。
おすすめがありましたら、ぜひ教えてください^^
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