皆さん、こんにちは!
ポジティブ心理学を学びながら、英語で夢や目標をかなえる
お手伝いをしているりえこです。
チャレンジ16日目は、美術館(博物館)について。
- 札幌にもゆかりのあるイサム・ノグチ
- 第1章「彫刻の宇宙」
- 第2章「かろみの世界」
- 第3章「石の庭」
- 東京都美術館内にあるアート
- テラス席が気持ちいいパークサイドカフェ
- 上野公園の魅力を再確認
- 自然や身近なアートを愛したイサム・ノグチ
- 美術館に行くことは旅すること
札幌にもゆかりのあるイサム・ノグチ
今日は、上野にある
東京都美術館に行ってました。
おめあては
私が育った札幌には
イサム・ノグチが設計した
モエレ沼公園があり、
東京に引っ越す前は
家族でよく遊びに行っていました。
なので
展示会のニュースをみたときに
ご縁を感じて即チケットを購入!
チケットは日時指定なので
行き忘れることもありませんし
終了間近になり慌てることもなし。
便利です♪
東京の美術館は
いつも激混みなのですが、
このコロナの影響で
日時指定になり、
ゆっくり、じっくり作品を
観ることができました。
展示は3章に分かれていて
第1章と2章はカメラ撮影OK。
展示の入り口でオンラインチケットの
QRコードを読み取り
音声ガイドをお借りしました!
(その前に、駅地下で迷い、
さらに間違って国立博物館の方に
行ってしまったことは秘密です…笑)
第1章「彫刻の宇宙」
第1章、
入ってすぐに見えてくるのは
たくさんの丸い灯りを背景にした
黒く光る輪の形の彫刻。
右端の黒い作品です!
「黒い太陽」という作品で
シアトルに設置されている大型版の習作。
屋外に設置された
大型版の「黒い太陽」を見たノグチは
「美術館から転がり出てきたようだ」
と言ったそうです。
想像すると楽しいですね!
発見の道に展示されているものは
小型版ですが、存在感がありました。
そして第1章では
誰もが見入ってしまう
「あかりシリーズ」!
和紙と竹、鉄でできた作品で
足元にはたくさんの砂利が
敷き詰められており、
提灯や灯籠、障子に神社など
日本の夏が自然と頭に浮かびます。
作品の中を歩けるように
なっているのも楽しい♪
ほかには
固い金属で出来ているのに
やわらかーく感じる「化身」という作品
(ダリの絵みたいです!)
まあるい形の石を
ノミでゴツゴツ打ったような
「幼年時代」という作品からは
子どものときの苦労を感じました。
「小さなイド」という作品は
鏡を使って二股になっているように
錯覚させるもので
イサム・ノグチの遊び心を感じます♪
(イド=well=井戸だと思ったら
イド=idでした。
どういう意味なのかな?)
▽「かがみのえほん」を思い出しました!
そして、作品を見ている間にも
天井のあかりシリーズが暗くなったり
明るくなったりするのが面白い!
つねに背景にあるので
作品の中にいる気分です♪
(実際に、作品内に小道があり
なかを歩くこともできました)
お次は「細胞有糸分裂」。
どなたかが、スライムに見える!
とレビューされていた作品。
たしかに2匹のスライム!!笑
また、「淑子さん」という作品では
イサム・ノグチが昭和の歌姫「李香蘭」こと、
山口淑子さんと
ご結婚されていたことを知りました。
ビッグカップルですね!!
「ヴォイド」という作品は
カバンの留め具のようにも見えるけれど
空間の広がりと安定を感じる形…
何か見たことがあるなあ、と思ったら
札幌駅にある安田侃さんの作品でした。
どこか似ていると思っていたら、
実際にお二人には交流があったようですね!
お次は「サークルストーン(お地蔵さん)」
シンプルだけど確かにお地蔵さんにみえる作品。
軽く手を合わせたあと
笠を被せてあげたくなりました♪
そして、こちらで個人的に気に入ったのが
「ティーカップ」。
「ティーカップ」と聞くと、
紅茶用のカップが浮かびますが、
こちらはお茶を飲む
「お茶碗」といった佇まい。
こんなカップで
お客様にお茶を出してみたい♪
次の章へ行く前には
天井から吊られた「あかり」シリーズをもう一度!
遠くから撮ると
大きな作品だということがわかりますね!
第2章「かろみの世界」
続く2章は、金属を加工したり
折りたたんだりと、軽さのある作品。
「道化師のような高麗人参」(違うかも)
変わった名前が面白かった(笑)
きっと、道化師のような形をした
高麗人参をみつけたのでしょう!!
こちらは優美で幻想的なあかりシリーズ。
きれいです…
これほど多くはありませんが
モエレ沼公園のガラスのピラミッドにも
いくつか「あかり」があります♪
北海道にお越しの際は、
ぜひモエレ沼公園にもどうぞ!
そして、
第2章でひときわ目を引いたのは
真っ赤な輪っか!
イサム・ノグチは
子どもたちが自由に遊べる遊園地を
作りたかったそうで、
こちらの作品名も「プレイスカルプチュア」。
上に乗ったり滑ったり
大人も遊べそうでした(笑)
お次は、「秘密」という作品。
二人の人が顔を近づけて
ひそひそ話をしているよう。
中をのぞき込むと
「秘密」らしき何かがありました(笑)
第2章の「あかり」も素敵!
家に置くならどれにしようかな~
なんて勝手に妄想していました。
第2章の最後の方で面白かったのは
こちらの「座禅」。
薄い金属を加工した作品ですが、
ちゃんと人が手を合わせて
足を座禅に組んでいるのがわかりました。
第3章「石の庭」
続く第3章は、残念ながら撮影不可。
ですが、いくつか印象に残った作品をあげると…
木の土台に、赤茶けた石の地肌と
ノミで打った部分の対比が面白くて
未来の自分の庭にほしくなります♪
鏡のように磨かれた岩肌と地肌、
それを大きく割られた様子が大胆でした。
東京都美術館内にあるアート
こちらは東京都美術館の
エントランス前にある巨大な球体。
こちらに来るたび
写真を撮ってしまうこちらの作品は、
井上武吉さんの
「my sky hole 85-2 光と影」。
気が付きませんでしたが
球体には穴が開いており、
それが空と重なると
穴のように見えるようです!
(こちらには何度も来ているのに
穴に気づきませんでした…笑)
他にもいくつかアート作品が
館内に設置されているようなので
時間のあるときに見てみたいです。
テラス席が気持ちいいパークサイドカフェ
展示をみたあとは、
上野公園内にあるパークサイドカフェで
お昼をいただいてきました♪
テラス席で食べるキーマカレー。
爽やかで気持ちいい!
家ではなかなか食べられない
ピクルス、酢のものが沢山載っていて大満足。
ご馳走様でした!
上野公園の魅力を再確認
半年以上ぶりにきた上野公園。
上野駅も新しくなって(!?)
台湾デザートのお店も見えます。
自然たっぷりで動物園も美術館も
博物館もある!
(カフェやレストランもある♪)
改めて上野っていいなと思った一日でした。
自然や身近なアートを愛したイサム・ノグチ
さて、お話しを今日のテーマに戻すと
美術館は作者と対話できる場所。
イサム・ノグチのように
すでに亡くなっているアーティストとも
作品を通して向き合えるのが美術館の魅力です。
今回の展示では、
ビデオ上映のなかでノグチがお話ししていた
「地球は石でできている。
土も粉になった石、
だから石に関心がある」
「僕の作品は高いから。
でも(商品になった)
『あかり』なら買ってもらえる。
それが、嬉しい。」
といったお話しに共感。
自然を感じられるアート、
身近に使えるアートもいいなあ。
▽去年のオラファー・エリアソンの展覧会。
オラファー・エリアソン ときに川は橋となる | 展覧会 | 東京都現代美術館|MUSEUM OF CONTEMPORARY ART TOKYO
こちらは、自然と関連させた作品で
環境問題などを考えられる内容が
とても良かったです!
美術館に行くことは旅すること
美術館や博物館で
作品や展示品をみることは、
映画館で映画をみることに
似ているなあ、と思います。
なにより、家でみる映画と違って
没頭できる!
映画館には残した家事もありませんし、
「見てみて!」攻撃をしてくる
小さい人もいません(笑)
(一緒に映画館に行くことはあります)
これって、旅にも似ています。
旅先では、
家事などの日常から離れて
自分と向き合える時間があります。
今回も、イサム・ノグチの作品をみて
自然を感じられる素材っていいなあ
あかりっていいなあ
日本の美って素敵!
家にもアートを置きたいなあ、と
ミーハーながらも
色々と感じることができました!
▽過去に観た展示
1万年前の美と命の奇跡を感じる、迫力の『縄文展』 - Love my life
奇才!天才!版画家エッシャーの謎を解く8つの世界。ミラクル・エッシャー展 - Love my life
人はなぜ人を表現するのか。ルーブル美術館展でその理由を考える。 - Love my life
2021年8月29日まで開催しています。
美術館、博物館は作品を旅すること
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▽自己紹介
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ちなみに、美術館も博物館も
英語では同じ museum 。
今回行った「東京都美術館」は
Tokyo Metropolitan Museum
東京国立博物館は
Tokyo National Museum
国立科学博物館は
National Museum of Nature and Science
いろいろ違って面白い!
ぜひお近くの美術館や博物館の
名前を調べてみてくださいね♪